キャンピングカーのある暮らし #4 (最終回)

前回書いた「ハイエースプラス」との新しいキャンピングカー生活は快適そのもの。しばらくはこの車と旅を続けるつもりだったのだが、転機は意外にも早く訪れた。ほぼ毎年キャンピングカーショウには足を運んでいるのだが、そこで出会ったもっと小さい「ハイエースプラス」に心奪われてしまった。ハイエースのロングバンをベースにしているので完璧な5ナンバーサイズだ。家の造りは更に進化している。エンジンは小さくなるのだが、まあ必要十分だろう。以前の「ハイエースプラス」でも取り回しは問題なかったのだが、都内の裏路地の狭い道などではややもてあますことがあった。しかしこの車だったらもうそんな心配もない。これより小回りが利くのは軽自動車くらいなもの。もちろんキャンピングカーとしての楽しみは全く変わらない。仕事から遊び、日常から非日常までフル活用出来る最高のサイズではないかと思う。ということで2010年、ハイエース(デブ)プラスからハイエース(チビ)プラスに乗り換えた。これが今現在も乗っている私のキャンピングカーだ。

究極のバランス

前回書いたシンプルに楽しむ、ミニマムライフということだけを言えばもっと小さいキャンピングカーの選択肢もあったかもしれない。しかしながら移動をする車本来の性能と快適さ、大人ふたりが過不足なくゆったり寛げるスペースということを考えるとこれがベストなサイズだと言える。そして究極のバランスを生み出す要因は車だけの話ではない。日本におけるキャンプ事情やインフラ事情と密接に関係している。例えば日本全国どこにでも日帰り温泉などの入浴施設がある。道の駅をはじめとして安全に車中泊出来る場所がある。車自体はシンプルな装備でも車中泊やキャンプは成り立つのだ。好んで山道や悪路を走るわけではないが、例えば登山道へのアプローチなどは狭い道も多い。大きなキャンピングカーでは入れないキャンプ場などもある。何より目立たないお陰でひっそりと楽しめる事が嬉しいのだ。色んな要因が絡み合ったゆえのベストサイズなのだ。

2013年8月 オートリゾート八雲にて

このページの車の写真を見てお気づきの方もいるでしょう。今の車にはサイドオーニングを付けていないのだ。車中泊が多いので使用頻度が低いということもあるが、↑こんなシチュエーションだったら屋根がない方が解放的で断然良い。サイトにある木のテーブル&ベンチを使って準備は楽チン。気張ってあれこれやるより、そのぐらい楽に楽しんだほうが長く楽しめる気がするのだ。

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