column 004 バースデーライブ

 納浩一(おさむこういち)さんです。ウッドベースの名手であります。それと同時にエレクトリックベースの名手でもあります。
 
 楽器の事をあまり御存じでない方の為に少し説明しますが、ウッドベースとエレクトリックベースというのは同じベースでありながら全く異なる楽器と言って良いでしょう。ピアノを弾く人がシンセを弾いたり、エレキギターを弾く人がアコースティックギターを弾くようにはいかないのです。
 
 納さんを見ているとこの二つをいとも簡単に弾きこなしているので、そうは感じないのですが、演奏する音楽に合わせてこの二つの楽器を自由に弾きこなせるというのは凄いことなのです。
 
 私のつたない文章では上手く伝えられないので、なんといっても納さんのソロアルバム「三色の虹」(PVCP-9403)を聴いてみてください。さらに納さんのOfficial WebSiteも要チェック!
 
 今回のLIVEも素晴らしいプレイを披露してくれました。本当に感謝です。

 鶴谷智生(つるやともお)さんとは現在、三好功郎さんのバンド「SURPRISE!」で御一緒させてもらっております。歌ものをこよなく愛するという鶴谷さんのドラミングは、ジャンルを問わずアンサンブルを支える非常に快適なビートを提供する一方、斬新かつスリリングなリズムの解釈とプレイで私達をグイグイと引き込んでくれます。

 そして非常に嬉しかったのは、今回の曲を聞き込んできっちり把握してきてくれた事です。セッションなどでは当日のハプニングが曲を引き立てたりするのですが、アンサンブル重視の曲などは、その楽曲をどこまで把握しているかどうかで演奏の出来が随分変わってしまうし、それを壊すアイデアも生まれてきません。生まれたばかりの私の曲に対する愛情が感じられて、嬉しくなってしまいました。そんな鶴谷さんをもっと知りたい方は、鶴谷智生 – tryst –を是非チェックしてみて下さい。
 
 素晴らしいプレイで楽曲に命を吹き込んでくれたお二人には、本当に感謝しております。さて、次はセットリストと曲に対する簡単なコメント等をお届けします。

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