column 015 2nd. Solo Album「Rera」Recording

 まずは鶴谷さんに来ていただいて、2曲ダビングをお願いしました。M-7「Moon’s Path」とM-8「Kakinokibata Street」です。後日トリオで同録したジャズキットとは違うフュージョン・ポピュラー寄りのドラムセットでのダビングです。その辺の音の違いを感じつつCDを聞いていただけると、より楽しいのではないかと思います。

 鶴谷さんには簡単な打ち合わせ程度で、後は好きに叩いてもらうのですが、曲の雰囲気をつかむ理解力やプラスアルファのアイデアが本当に素晴らしい!曲の表情がグっと豊かになります。

 そしてこの日は「クレイジーハンドクラッパーズ」による手拍子のダビングもおこなわれました。4人の手拍子を2回重ねて8人分の手拍子になっているのですが更にもう1人、金沢の「もっきりや」のマスター平賀さんの手拍子が混ざっているのです。なんでそんな事が出来たかというと、その日「もっきりや」に出演していた鶴谷さんの知り合いのミュージシャンに電話、彼の持っていたiPhoneで平賀さんのクラップを生録!そのままメールでこちらに送ってもらいスタジオのPCに移植してエディット、という事で見事共演が実現しました。曲の最後には平賀さんの不敵な笑い声も!是非M-8「Kakinokibata Street」チェックして下さい。

 納師匠もダビングに登場です。この日はM-5「Land Breeze」でウッドベースを、M-7「Moon’s Path」でフレットレスベースを弾いてもらいました。納さんだと思うとつい無理難題をお願いしてしまうのですが、いつも涼しい顔で更に素晴らしい演奏をしてくれます。「Land Breeze」のハイパーでアグレッシブな演奏も素晴らしいですが、「Moon’s Path」の歌うベースも素晴らしい!

 そして盟友マスやんにも登場してもらいました。M-1「Rera」、M-7「Moon’s Path」でアコースティックギターのバッキングを、M-8「Kakinokibata Street」ではエレキギターでオブリ大王になってもらい、M-5「Land Breeze」にもジャジーなオブリを。さすがの演奏で花を添えてもらった感じです。

 さあ次はいよいよベヒシュタインピアノ&トリオによる同録です!

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