column 016 3rd. Solo Album「Kanto〜大空へ〜」

Kanto〜大空へ〜

 キャンプの始まりはいつもワクワクします。都会の中に埋没している日常から離れて自然豊かなフィールドに飛び出すと、眠っていた感覚が目を覚ますような気がします。何か楽しい事がありそうな予感、いや…何もなくたって楽しいんです。そんなワクワクする旅の始まりの気分で出来た曲です。自然の中で心地よい風に吹かれて大空を見上げれば、日頃の悩みなんて小さなものです。ひばりが話を聞いて欲しくて一生懸命鳴いていますね。さあ、これからどこへ遊びに行こうかな…。
 
 アルバムのスタートはこの曲からと決めていました。スタジオでも最初にレコーディングしたのですが、一番時間がかかりました。音楽の神様にしっかりやりなさいと言われたような気がします。大空へ羽ばたくようなシンセのアルペジオはアートリアのアナログラボ。マエストロのアコギが加わって、疾走感溢れる爽やかな曲に仕上がりました。

丘の上のドルフィン

 初めて手に入れたキャンピングカーはアメリカではマイクロミニ(それでも全長は6m以上!)と呼ばれるモーターホーム。その車の名前がドルフィンだったのです。カリフォルニア生まれの彼は雨漏りしたり、色んなところが壊れたり…、とにかく手のかかる奴でしたが、オートキャンプの楽しさの全てを私に教えてくれました。そんなドルフィンとあっちこっちに出かけて楽しんでいる時にふと浮かんだメロディーです。車のスピードも曲のテンポも遅いのですが、その方が色々楽しめますよね。
 
 フェイザーをかけたローズはMOTIF XF8、Matrix–12vとMOTIF XF7をブレンドしたシンセブラスが良い感じです。ちょこっとタンバリンも叩いてます。

Spring Ephemeral

 スプリング・エフェメラル(Spring ephemeral)は、春先に花をつけ、夏まで葉をつけると、あとは地下で過ごす一連の草花の総称。春植物(はるしょくぶつ)ともいう。直訳すると「春の儚いもの」「春の短い命」というような意味で、「春の妖精」とも呼ばれる。

Wikipediaより

 明暗の微妙なグラデーション、陰影のある曲が書きたいと思って出来たバラードです。野山に咲く可憐な春植物を思い出しながら聴いてみて下さい。

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