#3 トラブルを乗り越えて…

いよいよライブ当日。色々あり得ない状況の中、よくここまで仕込んだなぁとスタッフに感謝です。

さて、海外のジャズフェスなんかでもそうなんですが、リハやサウンドチェックは限られた時間の中でありとあらゆる情報を得て対処しなくてはなりません。今回は貞夫さんがメインアクトなのでそこまで時間がタイトな事はないのですが、トラブルや問題は早期発見するに越した事はないのです。貞夫さんがメインアクトという事は対バンが出るのですが、今朝1バンド増えたそうです。文化祭か!

結局こんなシンセで臨みます。moXF8はmotifのデーター読み込みに失敗、JUNO-Diは全く初めてなので、使えそうな音を選んでセットアップするも最終的に音をどうやってセーブするのかよくわかりません。そして両シンセとも動きの渋い鍵盤や押しても反応しないスイッチ多数。そんな中自分のモニターの音像をチェック、いつもの感じに近くなるように音色を決定していきます。

後で聞いたのですが、私達の前に現地のバンドがリハーサルした時、PAのパッチやら回線を勝手に変えちゃったらしいのです。それで大変な事になっちゃったのをスタッフが必死に原状回復したらしいのです。いやぁ本当にご苦労様です。しかし音を出してみると多数のモニタースピーカーが調子悪し。PAチームはステージ下に潜り込んであれこれやっています。こんな時は本当にスキルが試されます。さあ行けそうだと思ったら今度は何処かで電源が落ちてブチブチボツボツと嫌な音が…。ヒャーお代官様、電源だけはご勘弁を…、そしたらまさかのステージ回り全電源喪失! はいっ、シンセは見事に初期化されました。それも一度だけではなく何度も!おかげで初期化されたシンセから音をセットアップする作業が早くなりましたヨ。

不安はありますがリハは終了。しかしこのままだと色々ヤバいので、まずはセッティングを勝手にいじるな!という事を現地スタッフに念押し。「日本の神様に誓って触りません!」と約束してくれました。そして貞夫さんの出番を一番最初にするようにと。これにはプロモーターが「いやーそれはカンベンして下さいヨ。メインアクトが最初に出たらその後お客が帰っちゃいますヨ。」と言ったとか言わなかったとか、いや多分言ったでしょう。でもこの状況ですから、そこは押し切って貞夫さんが最初に演奏する事になりました。

何が起きるかわかりませんが、静かなる闘志を燃やし本番に臨みます。ライブが始まれば昼間のあれやこれやは忘れて貞夫さんの音楽の中に入り込んで行きます。そして最後まで無事完走!終わってみればトラブルも無く、ほぼいつも通りの演奏が出来ました。ハボローネ奇跡のコンサートですね。

これも後で聞いた話ですが、貞夫さんの次のバンドは音が出るまで1時間以上かかったみたいです。もし最後に演奏していたら何時になったのか、考えたくもないですね。

という事で今回の旅の最大の難関を乗り越えることが出来ました。ホテルに戻り祝杯をあげるという名の部屋飲み。まぁ飲まなきゃやってらんねえ人達の集まりです。(^_^)

明日は大統領をお招きしての単独ライブなんですが、その前にモコロディ自然保護区を車でまわるゲームドライブに出かけます。本当は少しでもゆっくり休みたいのですが、もう二度と来ないであろうボツワナの思い出作りです。

果たして最後に色んな事が上手くまとまるのか?の#4をお楽しみに!

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